めちゃくちゃ久々ですが唐突に復活したこのコーナー。
今年初めてまた恐怖の扉が開かれます。
タイトルは・・・。
見知らぬネクタイの男。
(※画像と本文とはあまり関係ありません。)
僕が学生時代の話ですが前にも書いた座敷童の出る僕の下宿、
その下宿の裏の民家で起こった出来事です。
僕の下宿周辺は山手にあり謎の地下炭鉱があったりしてかなり怪しい場所でした。
朝方になると裏の山から謎の声が聞こえたりして下宿のみんなでビビッていたこともありました。
その下宿の裏の民家は謎の声がする方向にあります。
住んでいたのは下宿の大家のおばあさんの兄弟。
職業は養鶏とブドウ農家だったかな?
あと何故か工場の内職を人を集めてやっていました。
極たまにですが内職の手が足らず下宿の学生が駆り出されることがありました。
僕は2回くらいしか行っていませんが初日のお話。
ちょっと広めの部屋で近所のおばあさんと5~6人で作業していました。
畳の部屋で12畳くらいあったかな?
そんな部屋に若者は僕一人。
会話も少な目にモクモクと仕事していたんですよ。
すると。
いつの間にか一人増えてる???
どうやって入ってきたのか全く気が付きませんでしたがサラリーマン風のネクタイとスーツ姿の男が入口で立っていました。
そいつがキョロキョロと部屋を見渡している。
不審に思っている僕を無視して何か部屋で探しているみたい。
さらに不審なのは周りのおばあさんたちはまるで気にしていない事。
何?知り合い???
僕も気にせず作業を始めるといつの間にかそいつは居なくなっていました。
あれれ、何時いなくなった?
ちうか一か所しかない扉一回も開いて無いじゃん。
このころかなり霊的感覚が高かったのでこれは何かあると警戒モード。
始めからヤバさを感じなかったのはプレシャーがまるでなかったから。
まるで空気のような奴です。
暫く神経研ぎ澄まして集中していましたがまるで嫌な感じがしない。
なので油断していたら・・・・・。
また居るじゃん!!
今度は何か水をかぶったような濡れ方??そして下ばかり見ています。
そしておばあさんたちはまるで誰も居ないように作業しています。
ああ、僕だけが見えているんだ。
今度はそいつは僕が警戒モードに入っているのに気が付いたらしく煙のように消えました。
結局そいつはそれっきり出てきませんでした。
でもなんで出て来たんだろう。
さらにアノプレッシャーの無さ。
危うくスルーしてしまう所でした。
恐らくあの部屋にいた誰かにゆかりのある人かなぁ?
今回のお話は全く怖くない話。
でもこの時日常でも不思議なことがあるものだ。
そんな風に思いました。
如何だったでしょうか?
怪奇現象は意外に身近で起きているかもしれません。
アンテナはっていると案外気が付くかもしれませんよ。
さてさて正直な所、流石にネタが無くなってきました。
次回更新は・・・・・気が向いたらしますね。
記載「とのりん」